こんにちは、アパレルパンダヒールアップ館です。
今日はオリヒカのウィングチップにインソール+2cmを装着してみます。
ブランド:オリヒカ
サイズ:25cm
本日使用するインソールは+2cmのタイプです。
インソールには2種類あります。
ハーフインソール(左)とフルインソール(右)です。
今回はハーフインソールを装着してみます。
ハーフインソールは、そのままポンと乗せるだけですのでとても簡単です。
人前で靴を脱がないことが大前提です。
乗せるのが楽な分、履くときに(特に奥に)ズレやすいのが難点。
かかとにぴったりつけて、ゆっくりズレないように履きます。
両面テープで軽く留めても良いと思います。
私は普段25.5cmですが、この靴は25cmでちょうどぴったりのサイズ感です。
ハーフインソール厚さ2cm以内なら、ぴったりの靴でもきつくて履けなくなるということはないと思います。(+2cm以上だと、デザインによっては甲の部分がきつくなって、場合によっては履けなくなる可能性も出てきます)
ゆったりしていればフルタイプとハーフタイプの使い分けが可能、ぴったりサイズの靴であれば、ハーフインソール一択という感じです。
次に履き心地です。
インソールを入れると、①きつくなる ②かかとが脱げやすくなる
という問題があります。
実際に装着した画像です。
インソールを入れた後のかかとの深さを測ってみました。
かかと後ろ部分が3.7cm、側面が2.4cmです。
装着前が、かかと後ろ部分が5.3cm、側面が4.3cmです。
実際に履くと数ミリ沈み込みます。私がこの靴を履いているときのかかとの深さは、かかと部分が3.5cm、側面が2.5cmくらいだと思います。
かかとのホールド感にもよりますが、かかと後ろの深さ4cm以上、側面3cm以上ないと脱げやすくなります。かかと3.5cm、側面2.5cmしかないのでかかとが浮きやすくなります。
それを防ぐには、靴ひもをしっかり結ぶ必要があります。かかとは少し浮き気味ですが、甲の部分でしっかり押さえつけられる、という感じです。
実際に歩いてみると、少しかかとが浮きますが、脱げることはなくしっかり歩くことができます。
このかかとの浮き問題は、ポン付けインソールに常につきまとう問題です。お手持ちの通常の靴を簡単に高くできますが、厚さには限界があり、場合によってはかかとが浮くことになります。
この問題を避けるには、かかとの深いデザインの靴にインソールを入れるなどの対策があります。かかとの深いデザインの靴は、そういう目で探すとけっこうあります。ただ、お気に入りのブランドで見つかるかは別問題ですが。
多少の浮きは気にしないのであれば、選択できる靴の幅も広がります。その際は靴ひもタイプの靴がおすすめです。ローファーやスリッポンだと締め付けられないのでやはり脱げやすくなります。